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建築用断熱材 サットフォーム

サットフォーム

サットフォーム
サットフォームはビーズ法ポリスチレンフォームを原材料としています。
ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPSともいいます)は炭化水素発泡剤、
難燃剤を含むポリスチレンビーズを金型内で水蒸気を用いて発砲・融着させたもので、
独立気泡内の空気で断熱する。フロン類を使用しないA種断熱材。
断熱性能の経時変化が少なく、複雑な形状を作ることができる。

ヨーロッパではEPSが主役

高緯度で寒さの厳しい住宅断熱先進国である欧州では、
他の断熱材を押さえてEPSが圧倒的なシェア(30%以上)を
持っています。

サットフォーム床・壁・天井又は屋根の施工

工法案内(ビーズ法ポリスチレンフォーム断熱材サットフォーム)割付断熱工法

あらかじめ施工寸法にプレカットして納品いたしますので、材料ロスが少なくエ期を短縮できます。
サットフォームは建築基準法における「ホルムアルデヒド発散建築材料」規制対象外であり、
ノンフロン・ノンホルムアルデヒド断熱材です。

サットフォーム納品までの工程

  • 1.プレカットに必要な図面をご用意していただきます。
  • 2.専用ソフトで割付画面を作成します。
  • 3.承認・発注後、自社工場でプレカットをします。
  • 4.現場へ直接納入。すぐ施エにかかれます。(納期は、図面承認後正式発注をいただいてから約1週間となります)
  • サットフォーム屋根断熱材
  • サットフォーム天井断熱材
  • サットフォーム壁断熱材
  • サットフォーム床断熱材

長期耐久性

南極昭和基地無線棟に使用されたEPS断熱材

1.経緯

1957年、日本建築学会・南極建築委員会が設計、(株)竹中工務店が実施設計、製作した第1次南極観測隊用建物が
1997年40年ぶりに昭和基地から帰ってきた。
この建物の中には、わが国初の木製パネル構造プレハブ建築(平面:4.8m×8.4m=40.3㎡)が含まれている。
標準パネルは長さ242cm×幅121cm×厚さ10cm、尾州檜枠材および芯材で構成されたフレームの両面樺合板(6プライ.厚さ:6mm)を張り、
中空部にEPS断熱材をはさんだ軽量・高断熱パネルである。
この構成材料、部材の性能が竹中技術研究所と日大理工学部で調査された。

2.EPS断熱材の熱伝導率変化

熱伝導率測定は、JISA1412(保湿剤の熱伝導率測定法)に準じて行なわれ、創建当時からの熱伝導率の変化はほとんど見られなかった。

まとめ

南極で40年経過したこの建屋のEPS断熱材は非常に厳しい使用環境にも係わらず断熱性が建設当初の性能に比べほとんど劣化していないことがわかった。

熱伝導率の長期経時変化
EPSの熱伝導率は、長期にわたってほとんど変化しません。(25年後の予測値でも、JISの規格値よりもいい値です。)

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